これからどうします?

修羅の国・福岡で生きる30代独身女。家計簿、投資、一人暮らし、遠距離恋愛。

福岡の転職イベント@博多に行ってみた

こんばんは。春山です。
東日本は台風が大変ですね。これ以上被害が大きくならないことを祈るばかりです。

さて、パートナーと喧嘩して微妙に疎遠な関係のまま迎えた、三連休初日の10月12日。博多駅JR九州ホールで行われた「マイナビ転職フェア福岡」に行ってきました。

袋小路からの「とりあえず転職イベント行ってみよう」

相変わらず修羅場で、他課からも「地獄」と言われている私の職場。脱出を目指すため、転職サイトに色々と登録してみました。しかし、ポテンシャル採用されるには年を取りすぎている&年齢のわりに何一つ専門性がないというこの詰みキャリアをエージェントから一刀両断され、いったいどこに転職できるのだろうか……と早速袋小路に迷い込んでしまいました。
とにかく考えるより動いてみようという短絡的な気持ちと、事前登録して来場してブース訪問をすればもらえるというギフトカード1,000円分に惹かれ、「転職イベント」に行ってみることにしました。私はくれるっつーもんは病気以外なんでも貰うかんなーコラァ!(億泰が好きです)

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イベントは10時スタート。入退場自由という気楽さです。服装については何も注意書きなどありませんでしたが、ネットで感想を見る限りスーツで行くのが無難なようなので、紺のジャケット、グレーの無地カットソー、テーパードパンツとパンプスで武装しました。ジャケットとパンプス以外はユニクロです。便利な世の中ですね。

博多駅に到着(そして盛大に寄り道)

12時少し前に博多駅に到着。三連休初日、おまけに博多の森ラグビーワールドカップの試合があるということで、博多駅はすごい人です。

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筑紫口方面に色々と新しいお店もオープンしてました。「マジョリ」のガトーショコラが美味しそう。今度の帰省のお土産に買ってみようかな。
コンコースをうろうろしていたら、博多銘菓・石村萬盛堂「鶴の子」の新商品サンプリングに会いました。

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手が荒れまくっているので加工して悪あがいてみました。 「鶴の子を渡したい相手」を選び、そのボックスに包み紙を入れて投票するというイベントをしているようです。こんなイベントもしてるんですね。ほどよい大きさで美味しい。マシュマロに栗餡って合うんだなあ。私は「両親」に投票しました。

寄り道が過ぎました。博多アミュプラザの9階にある「JR九州ホール」へ向かいます。

いざ会場へ

受付で名前を伝えたら、「受付票」という自分のスキルや希望業界を記載した紙を印刷してもらえました。これを企業に渡して、場合によってはその場で面談も可能なようです。私は事前受付をしていたので印刷してもらうだけでしたが、入口付近には登録用のパソコンが数台設置してありました。その場で登録→印刷という流れも可能なようです。

その後、希望職種で色別(営業→赤ITエンジニア→青など)になっているネックストラップを選び、入場。迷ったものの、とりあえず「管理・事務」のオレンジ「その他」のピンクのネックストラップを選びました。これで企業側も、誰が「募集している職種を希望している人」なのか分かるわけですね。ざっと見たところ、事務・営業・ITの参加者が多いようでした。3つくらい首にかけている人もいたような気がします。

会場の印象は、新卒の「合同就職説明会」の規模縮小版、といった感じです。希望のブースを訪問して、資料をもらい、説明を聞いて、次のブースへ、というアレです。参加者の年齢層も様々で、中には福岡県外から来た方もいたようです。

保険会社、物流、ITなど様々な会社がブースを構えていました。参加者一人一人と面談している企業もあれば、パワポを使って全体に説明をしている企業もあり、まさに合同就職説明会です。特別ブースとして、長崎県が出展していました。長崎県庁の募集ではなく、長崎の企業を紹介するブースとしての参加です。どこの自治体も、Uターン・Iターン移住に必死にならざるを得んからなあ……。
それにしても、ブースに集まる人の人数で企業の人気がもろ分かりなのが、面白くも切なかったです。特に人が集まっていたのは「九州大学」「福岡女学院」「北九州市役所」でした。わかる。その気持ち分かるぞ。九州大学に至っては、毎時50分ほど行うセミナーに立ち見が出て、通路に人がはみ出していました。ブース外から立ち見しようと足を止めた方に、職員の方が「すみません、今は人がいっぱいなので、次回のセミナーをお聞きください……」と言っているのが聞こえました。立ち見の方が増えるとどうしても通路を遮ってしまうので、仕方のないことでしょう。なかなか難しいもんだなと思った次第です。

来場者に直に声をかけて、ブースに案内する企業もありました。また、受付票のデータを見て、個別にオファーメールを送る企業もあるようです。私も一社からいただきましたが、正直なところ、希望する業種ではありませんでした。マッチングって難しいですね……。

人事担当者と話してみる

とりあえずフラッと参加して帰ろうと思ってましたが、一つ気になる企業があったので、人事の方と相談ブースでお話をさせていただきました。就職希望者と言えど、「就職後」のイメージすら沸いていなかった新卒学生とは違い、こちらも今やすっかり心の荒んだある程度経験を積んだ社会人です。緊張したものの、新卒の就職イベントのときより、にこやかに色んなことを尋ねることができました。
人事担当の方に「隣の芝生は青く見るもんですよ。この業界、楽そうだなってよく言われるんですけどね、もう全然そんなことないですよ!」と言われたので、「そうですね、私の職業もよく『5時に帰れていいな』とか言われます。全然そんなことないんですよね。終電で帰ったりしますし」と元気よく答えました。「さすがにうちは終電はないな」とマジレスを喰らいました。恥ずかしい。
外から見える景色と、中から見える景色が全然違うのが「職場」だなと痛感しました。入ってみないと分からない、命を懸けた「職場」というガチャを引かないと生きていけないとか、人生ってしんどいゲームだなとよく思います。
ともかく、人事の方とお話しできたのは、とても良い経験でした。忙しい中、応対してもらえたことも嬉しかったです。そして、私はバックで事務の調整をするよりも、「現場に出ること」や「自分の成果物を目にできること」が好きなのかもしれない、と思いました。

そんなこんなでブースをいくつか周ったあと、アンケート用紙を受付に渡して帰りました。ブースを周るとアンケート用紙にスタンプを押してもらえ、そのスタンプが多いほど受けられる特典やサービスが増えるようです。1,000円分のギフトコードがもらえるチケットをもらい、会場を後にしました。

転職イベントに行ってみて

行く意味あるだろうかと悩む気持ちも正直ありましたが、結論としては、行ってみてよかったです。
自分できちんとアピールポイントも把握できて、業界もきちんと絞れている!という方なら参加しなくてもいいかもしれませんが、私みたいに「地方で転職したいけど、そもそも、どういうとこで何をすればいいんだ……?」と迷っている方であれば、参加するのも悪くないと思います。特に地方は情報が少ないので、地場にどういう企業があるのか、転職を希望している層がどんな感じなのか、そういうことを直に知ることができる点で、転職イベントは便利だと感じました。
私は今回利用しませんでしたが、キャリア相談や職務経歴書の添削ブースもありました。どちらも結構にぎわっていて、予約制になっていたようです。職務経歴書の添削、私もやってもらいたい。今度はちゃんと印刷していこう。

そういうわけで、初めての転職イベントに行ってみたレポ(?)でした。

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一時退場して、博多一番街の「おらが蕎麦」でランチ。おろし蕎麦に鶏天トッピング。食べながら、ネットで今日の出展企業の口コミをチェックするなどしました。おおむねブルーな気持ちになります。いやあ本当に、職場選びって、ハイリスクなガチャなんだな……。

余談

この記事を途中まで博多のドトールで書いてたんですが、アイルランドチームのサポーターと思われる緑のユニフォームに身を包んだ方々が、楽しそうに地下鉄の駅に向かう姿を何度も何度も目にしました。ピカチュウの帽子をかぶったり、日本人と肩組んでウェイウェイやってたり、ビール片手に歌ったり、実に陽気でにぎやかで良かったです。それと同時に、ラグビーを見るためにわざわざこんな極東の島国まで来ちゃう熱量というかファン精神ってすごいな、良いなあ、としみじみしました。仕事を休んできているならめっっっちゃ羨ましいです。

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スティックシュー美味い。カスタード好きにはたまりません。もうしばらく、職場脱出作戦、頑張ります。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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