これからどうします?

修羅の国・福岡で生きる30代独身女。家計簿、投資、一人暮らし、遠距離恋愛。

カメラロールの中の2009年小倉駅

今週のお題「カメラロールから1枚」

こんにちは。春山です。

色んな方が過去から現在までのカメラロールをサルベージしているのが面白そうで、私もやってみました。

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画像は2009年8月のJR小倉駅です。始発に近い時間に、電車を待つホームで撮影しました。当時使用していたPanasonicコンデジによるものです。

 

2009年の1人旅

学生だった私は、大学のある東京から実家の九州まで、高速バスと青春18きっぷとフェリーを乗り継いで1週間かけて帰るという「若さの爆発」みたいな旅行をしました。

資金はバイト代と毎日の小銭貯金で得た7万円弱。もちろん当時からコミュ障だったので1人旅です。

このときの目的が

でした。当時、根岸に墓参りに行くほど正岡子規にハマっていたんです。きっかけは某個人サイトと夏コミで買った本だったな……。

バスと電車と船の旅

まずは東京からバスで長野県に行き、善光寺へ。信州みそやら蕎麦やらでお腹を満たし、朝のお勤めも見学し、お焼きをたくさん買いました。

その後は電車に乗り、これまで行ったことがなかった名古屋へ。ベタに名古屋城を観光し、味噌煮込みうどんを食べ、梅花堂の鬼まんじゅうをゲット。

名古屋駅を出発したら、姫路城を見るために姫路駅で下車。明石焼きもしっかり胃に収め、また電車に乗り、姫路駅から岡山駅へ。そして、姫路駅からマリンライナーで瀬戸内海を渡り、香川県へ。

高松で朝からうどんを食べたり、こんぴらさんにのぼって汗をかいたり、善通寺の熊岡菓子店で堅パンを買ったり、伊予西条駅のホームで湧き水を飲んだり……。青春18きっぷの面白さを噛みしめながら&座ってばかりの尻が徐々に痛くなるのをこらえながら、ついに電車は目的の松山駅へ。

松山市の滞在日程は2泊3日でした。正岡子規記念館に行き、刺身タイプの鯛めしに舌鼓を打ち、道後温泉に入り、松山城にのぼり、子規と漱石が共に暮らした「愚陀佛庵」の前でしょうゆ餅を食べ、正岡家の墓に参り、大街道で老研饅頭を食べ、炊き込みタイプの鯛めしを食べ……と満喫。

そして3日目の夜、北九州へ向けて夜行フェリーで松山市を離れました。夜行フェリーに乗ったのは初めてでした。船内には大浴場があり、船が揺れると湯船の湯が一緒に揺れて、何かやけに面白かったのを覚えています。

翌朝、小倉港到着を告げるアナウンスで目が覚めました。身支度を整えて船を降り、夜明けの街を歩いてJR小倉駅へ。

これから乗る電車をホームで待ちながら撮影したのが、冒頭の写真です。

その後、小倉駅から日豊本線大分駅へ向かい、大分駅豊肥本線に乗り換えました。阿蘇で途中下車したりしながら熊本駅へ行き、鹿児島本線を北上して、最終目的地の実家の最寄り駅に到着。「ようやるね」と家族に呆れられながら実行した私の一人旅は、無事に終了したのでした。

 

当時の記憶を思い起こしながら書きましたが、我ながら、よくここまで回れたなと思います。若さがすごい。しかし食べてばかりだな。それも若い……。

 

 

そして2020年

旅行当時はスマホのスの字も無く、ガラケーコンデジで写真を撮っていました。写真のデータはPicasaというWebアルバムに保存していたんですが、2016年にサービスが終了。気がついたら画像がGoogleフォトに移っていて(操作をした覚えはないのですが……)、こうしてまたスマホのカメラロールから確認できるようになりました。

 

旅行当時から10年以上が経った今、私を取り巻く社会も環境も大きく変わりました。

当時「本当にここに決めてよかったのか」と思っていた内定先からは、結局転職。今のパートナーと初めて顔を合わせたのは、この旅行の1年後。東日本大震災も、熊本地震も、このあと度重なる大雨や台風も、そして今のコロナ禍も、何も予測していなかった2009年の夏の話でした。

 

 

 

新型コロナウイルス感染症にかかる緊急事態宣言の延長が決定しましたね。政府の発表を見る限り、これからどういう風に解除に向かっていくのか、具体的な基準や道筋はよく分からないなあ、というのが正直なところです。福岡も県のホームページを見る限り、今日の時点において、大きな変更はなさそう。

なんだかな。他の国のやり方がすべて正しいとは言いませんが、たとえば韓国みたいに、最初からPCR検査をすすめたほうがマシだったのでは?と思ってしまいます。そのほうが、行動制限とその解除に向けたロードマップを早めに作れたんじゃないかなと。

何にせよ、コロナ禍、早く収束させたいです。そしてまた旅行に出たい。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

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