これからどうします?

修羅の国・福岡で生きる30代独身女。家計簿、投資、一人暮らし、遠距離恋愛。

【お題記事】眠れない夜明けに活動する

今週のお題「眠れないときにすること」

こんにちは。春山です。

久しぶりにお題記事を書きます。ちなみに、ライフハック的な要素は全くありません。眠るのを諦めてからの話です。

 

夏に入る少し前から、中途覚醒早朝覚醒に悩まされてきました。どう頑張っても眠れないので、簿記の勉強を始めたくらいです。詳しい経緯はこちら。

koreharu.hatenablog.com

そういうわけで、眠れないときはたいてい、簿記の勉強をしています。

ただ、どうしても勉強の気乗りがしないときもあります(やる気出さんかいって話ですが)。そんなときは、時間があればお菓子を作っています。

お菓子を作るきっかけになった本がこちら。

『まっちんのかんたん焼きおやつ』町野仁英

家にあるもので即お菓子作りができます。シンプルだけど、これが一番すごいところです。小麦粉と砂糖と植物油と水があればクッキーが焼けます。「お菓子作りたいけどバターがない……バター高い……室温に戻して練り混ぜるの無理……」とか「もったりするまで卵をかき混ぜる?気力も体力も無いわー」とか、ウダウダ考えさせません。「とりあえず作るか」までの移行が早い本です。作りやすい分量(小麦粉50gと片栗粉50gとか)なのもありがたい。

もともと乳製品が苦手なんですが、年々バターとクリームが受け付けなくなってきました。ウインナーコーヒーのクリームですら胸焼けします。加齢以外の何でもねえ。子どもの頃はホイップした生クリームをボウルいっぱい食べたいと思っていたのに。

そんな三十路にも優しいお菓子がたくさん載っています。おすすめは「さくさくクッキー」。混ぜて丸めてオーブンで焼くだけのシンプルさですが、素朴でじんわり美味しいです。片栗粉を混ぜて作るので、小麦粉だけのクッキーよりもさくっ、ホロっとした食感になります。卵ボーロの親戚的クッキーといえば近いかもしれません。

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これは最初に作ったさくさくクッキー。キャンドゥで買ったオイルコーティング無しのレーズンを混ぜ込みました。

他にも「もなかシュー」や「とうもろこしマフィン」など、魅力的かつ簡単なレシピが盛りだくさんです。

『眠れぬ夜はケーキを焼いて』午後

タイトルのとおり、睡眠時間がうまく取れない著者・午後さんが、いろいろなお菓子(たまに料理)を作ったり、何かを食べたりする本(コミックエッセイ)です。

出てくるお菓子が美味しそうなのはもちろん、時折はさまるモノローグが、静かに心をなだめてくれるようでとても良い。

早朝の散歩や深夜のファミレスなどの話も滋味が効いています。

この夏、眠れなくて朝早く街を徘徊したことが何度かありました。まだ日が昇る前に、すっぴん・部屋着のワンピース・スニーカーで近所をうろうろしながら、暗いことをひたすら考えていました。

チェーン店のうどん屋の前を通ったときのことです。ふと中を覗いてみたら、女の子が2人、向かい合って座ってうどんを食べていました(緊急事態宣言が出る前の話)。

その光景を見た一瞬、暗い考えがサササと頭から消えていました。何でなのか自分でも分かりません。でも、真っ暗な時間に黄色い電気に照らされてうどん食べている女の子たちを見たその瞬間は、不思議と前向きだった気がします。

この漫画を読んでいて、そのことを思い出しました。深夜とか夜明けとか、そういう「活動外」の時間に出会った物事って、印象に残りがちですね。「活動外」の時間に起きていること自体にソワソワしているからか……。

 

新しい睡眠薬が効いて、最近はそれなりに眠れるようになりました。しかしたまに、4時前にバチィッと目が覚めるときがあります。二度寝に入れればそれでいいんですが、これはもう無理だなということも。

しばらくは、おやつ作りと簿記の勉強で、遅くなっていく夜明けを過ごすことにします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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