これからどうします?

修羅の国・福岡で生きる30代独身女。家計簿、投資、一人暮らし、遠距離恋愛。

32歳のハッピーバースデートゥーミー

春山です。

さて、以前この記事でちらっと触れたとおり、私こと春山は、1987年生まれのギリ昭和で厄年真っただ中な初代ゆとり世代です。

そして、先日、誕生日を迎え32歳になりました。

自分の誕生日を忘れていく

思い返せば、19歳から20歳になるとき(まだガラケーを使っていて、PCで「とかちつくちて」「男女」「エアーマンが倒せない」などのニコニコ動画ばかり見ていた時代……)は、飲酒や喫煙が堂々とできて、選挙権も持てるという、自分の成長っぷりが面白くて仕方ありませんでした。
一方、29歳から30歳になるときは、妙な焦りや恐怖でいっぱいだったように思います。何だか色々なもの―「若者」と名乗る権利や、「若気の至り」という言葉を堂々と使える権利―を失ってしまうような気がして、「どうしよう、どうしよう」とやたらめったら不安がっていました。パートナーとぶつかりまくったのもこの頃だったなあ。
ところが30歳から31歳になるときは、前年のうろたえっぷりが嘘のように落ち着きまして。言うなれば「31歳か。うん、まあ、たしかに30+1=31だな」くらいの感慨というか。十の位が変わるか・変わらないかというのは、なかなかに大きな影響をもたらすのだなあと感じた次第です。

そして今年は、「あと○日で誕生日……」とカウントダウンすることすら忘れてました。誕生日に対する意識がないというか、それ以外のことを考えるスペースが大きすぎて、誕生日は完全に隅に追いやられてるというか。「あ、そういえば今週誕生日だった……」みたいな感覚になっていて、そのくらいにしか考えてない自分にびっくりしました。
昔、両親や身の回りの大人が「この年になると誕生日を忘れてしまうなあ」と笑って言うのを、信じられん!!自分の誕生日を忘れるなんてありえない!!と驚きをもって聞いてたものですが、事実、誕生日って忘れてしまうんですね……。これも大人になった証でしょうか。悲しいやら笑うやら。
昔思い描いていた32歳とはずいぶん違いますが、自分で自分を食わせていってるだけでも良しとします。

三十路は自分で自分の誕生日を勝手に祝う

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一人暮らしなので、自分勝手に自分の誕生日をお祝いします。サーティワンの誕生日クーポンでレギュラーサイズのシングルアイスを獲得!サーティワンで一番好きなフレーバー・ジャモカアーモンドファッジを堪能しました。コーヒーとチョコレートの風味、そして歯ごたえ抜群のアーモンドがたまらん。

そして、誕生日を迎えた自分をでろでろに甘やかすべく、福岡市東区筥崎宮でやっている「放生会」を初めて見たあと、

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出店で筥崎宮名物「社日餅」のよもぎ餅を歩きながら喰らい、

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博多駅バスターミナルは8階の「竹之屋」さんで、陽が高いうちから一人飲みをキメてきました。昼呑みで17時まで生ビール中ジョッキ1杯290円という価格と、きれいなお嬢さんが本を読みながら一人で黙々と飲んでいたのに惹かれてしまいました。なお、飲酒については、処方薬との飲み合わせについて薬剤師さんに質問し、許可を取っています。

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残暑の厳しい日に生ビールで餃子と焼き鳥。これはやばい。楽しい。

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夕方のサクッと一人飲み、ハマりそうです。飲み終わっても陽が高くて最高。これについてはまた別途記事にしたいところです。

三十路、自分の好きだったことを思い出す

昔、バンドを追っかけて遠征を繰り返していたときは、週末が来るたびに東京や名古屋や大阪、果ては青森や香川まですっ飛んでいってました。ライブの後にビールを飲みながら余韻に浸ったり、ビジネスホテルでのんびりお風呂につかったり、翌朝早くから知らない街並みを歩き回ってワクワクしたり、お土産を探したりするのが好きでした。
今回、行ったことのない箱崎の街を歩き、背徳感たっぷりの時間にお酒を飲んでいるうちに、「あー、そうだ、私はこういうことが好きだったなあ」としみじみ思いだしたような気がします。

次に十の位が変わる39歳→40歳の誕生日には、私は、どこで誰と何をしているんだろう。29歳から30歳になったときのように、よく分からない不安に押しつぶされているんだろうか。それとも、もっと図々しく乗り越えているだろうか。願わくば、堂々と図太く40歳を迎えてやりたいです。
家族や友人、パートナーから「おめでとう」メッセージを送ってもらえる幸せを噛みしめながら、32歳の9月は過ぎていくのでした。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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