これからどうします?

修羅の国・福岡で生きる30代独身女。家計簿、投資、一人暮らし、遠距離恋愛。

これまで使ってきた手帳を振り返る③~手帳とノートのダブル使い期~

春山です。まだこれから3ヶちょいの冬が待っていることにおののいている、冷え性の三十路です。

さて、だいぶ間が空きましたが、手帳の話の続きです。①と②はこちらからどうぞ。

 私のここ6年間の手帳歴は、主に次の2つのグループに分けられます。

  • MDノートダイアリー期(2013年~2016年)
  • 手帳とノートのダブル使い期(2017年~)

③の今回は「手帳とノートのダブル使い期」の話です。

この画像だと、上のエリアのノートたちについてですね。

手帳とノートのダブル使い期(2017年~)

奥野 宣之さんの本にハマる

私がMDノートダイアリーシリーズ推しから一転、薄型マンスリーとノートのダブル使いをするようになったきっかけは、奥野 宣之さんの『情報は1冊のノートにまとめなさい』と『人生は1冊のノートにまとめなさい』という2冊の本です。内容をざっくり言うと、

  • 色んなノートやメモや手帳に情報を分散させず、イデアライフログも1冊のノートに書きなさい。そのほうが、あとあと情報を探すのが簡単です。
  • 最低限のルールを守って、あとは淡々と時系列に記録していくだけ。
  • そしてノートをたまに見返すと、新たなアイデアが浮かんだりするかも。

というシンプルなノート術です。

仕事と推し事でアホのように忙しく、MDダイアリーのページ数に限界を感じ、もっとがんがん自由に色々と書いたり貼ったりできる手帳を探していた2016年末の私にとって、まさに渡りに船なノート術でした。

さらに、2015年から発売されたコクヨの大人キャンパスシリーズのノートが、私のノート熱に火をつけました。A5のマンスリー手帳とこの大人キャンパスノートを合体させれば、「ぼくのかんがえたさいきょうのてちょう」ができあがるのではないか……!?思い込んだら暴走一途の私は、こうしてMDノートダイアリーに別れを告げ、意気揚々と2冊のノートがセットできるノートカバーを購入し、2017年に突入したのでした。

2017年~2018年の手帳を公開

2017年

というわけで、2017年の1月から手帳とノートのダブル使いを始めました。

現在の課に異動した年ですね。初めての業務に戸惑いつつ(役場は課によって担当業務が全く違うので、異動すると転職並みに仕事が変わります)、とても捌けた前任の女性係長の下で、割と楽しく仕事していた頃です。このときは、まさか2年後にこんな地獄の海で平泳ぎみたいな日々が待っていようとは思いませんでした♡

こちらが手帳。2017年12月のページです。当時勉強していたFP3級の学習スケジュールが書かれていますね。
2017年はアピカの「CDスケジュール帳」のA5ウィークリーを使っていました。MDノートダイアリーよりも事務的なデザインではありますが、これはこれで無駄がなく、余白も大きくて、とても使いやすかったです。

で、使ってみて気づいたんですが、別にノートを用意するならば、ウィークリーは不要でした。ちょっとした情報なら、余白がそこそこ大きいマンスリーに書けるし、マンスリーに収まらない情報ならノートにしっかり書いたほうが便利だからです。想定外でした。

あまりにもウィークリーが白すぎるので、途中からその日の経済指標を書き始めました。2年前は1ドル113円だったのか。ちょうどゴルディロックス相場とか言われていた頃ですね。この頃からもう少し投資に手を出しておけばよかったなあ。

白すぎるウィークリーをめくったら当時の自分のこんな一言が。本当に何だったんですかね、プレミアムフライデーって。

こちらがノート。大人キャンパスの罫線バージョンを使用しています。このときはまだ、ノートに大量にメモを書く余裕がありました。かろうじて20代だった頃です。食べたものとか買い物のことなど、色々記入してますね。「結婚式につけていくカチューシャが欲しい」と言ってるあたりに僅かな若さの名残を感じます。

他にもハングルの練習をしたり、当時M-ON!で観てハマっていた「glee」の感想を書いたり(これはおそらくカートのパパが倒れる回)、

FPの問題集の回答に使ったり、自由に何でも書いていました。

余談~追っかけという「安全地帯」

この年、追いかけていた某バンドの本命メンバーがバンドを卒業。さよならツアー(参戦した全部ので現場で号泣)と卒業ライブに全力投球しました。そして燃え尽きて迎えた秋、ついに30代に突入。エンタメに気力体力財力を費やし、それなりに充実していた私の20代後半は、ここで終わりを迎えたのでした。

ところで、最近またカウンセリングに通っているのですが、先日そこで「バンドやアイドルの現場というのは、私にとって、安心して感情を出すことができる『安全地帯』として機能していたのではないか?」という話が出ました。そういう風に考えたことは無かったし、むしろ「30代でおっかけってのもなあ、もう若くないからなあ……」と自分を諫める方向に向かっていたので、眼から鱗でした。 

2018年

マンスリーは相変わらずアピカのCDノートです。前年の反省を活かし、マンスリーのみのタイプを購入しました。
この記事を書くために確認したところ、アピカの「CDスケジュール帳」シリーズは、2018年版をもって製造中止になっていたんですね……。フリースケジュール版は出ているようですが、日付入りのものは無いようです。シンプルで良い手帳だったのになあ。

バレットジャーナルへの憧れ、そして挫折

この年、初めて「バレットジャーナル」なるものを知り、ミーハーな私はそれに飛びつきました。ネットで検索すると出てくるシャレオツなバレットジャーナルに憧れ、大人キャンパスシリーズの方眼ノートを用いて、自分なりに改造してみること数か月。

「できる人」感に浸っていたものの、徐々に息切れ状態に。結局、途中でページ作成に日々が追い付かなくなり……

あっけなく挫折。また、以前のとおりフリー記入スタイルに戻りました。

ウォーレン・バフェットの投資理論について書いたり

唐津に日帰り一人旅に行った記念に、スタンプをついたり唐津城の入場券を貼ったり、

プリントスマッシュを使って、釜山旅行の記録を残したりしました。

こうしてみると、なかなかに「手帳充」している感があります。手帳を書くことそのものを楽しめていたんだなあと、今回この記事を書くためにノートをめくってみて思い出しました。まだ元気だった。 

そして2019年現在の手帳

というわけで、私の手帳遍歴その③~手帳とノートのダブル使い期~でした。じゃあ2019年の今、リアルタイムに使っている手帳は?というと。

これです。手帳は無印のマンスリー。業務上のことなどはボカシていますが、それでも白いです。ノートに至っては、今年の5月以降何も記入していないという有様……。つい最近、パートナーとの距離置き中の己の心の変遷と、台湾旅行の記録だけ少しノートに記入しましたが、2018年までの自分から考えると、想像もつかないほどの未記録っぷりです。もうこのまま12月も終えそうな雰囲気。

ここまでダラダラ書いててなんですが、スケジュール管理ができていれば、正直、手帳とかノートなんて何でもいいんです。デジタルでもいいし、そもそも把握できているなら「アナログやデジタルに書いて管理」しなくてもいいとすら思います。

それでも、新しい手帳が欲しくなったり、手帳術やノート術に心が躍るのは、やっぱり手帳には「スケジュールを管理する」だけじゃない魅力があるからかもしれません。実際、今回こうやって手帳をめくってみて、「この頃はこんなに元気や余裕があったのか!」「うわー私はこんなこと考えていたのか」「うーん、この辺の考えの根本は今も変わらんな」と思うことが多々ありました。それがページから生々しく蘇ってくるのを味わうのは、痛々しくも楽しかったです。こういうことを楽しいと思う限り、私はこれからも、そのときの自分としっくりくる手帳やノートを探してしまうんだろうと思います。たとえ、途中から完全に飽きてページが真っ白になっても!しまった、綺麗に締まらなかった……。

なお、まだ来年の手帳は買っていません。高橋書店の手帳が気になってます。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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