これからどうします?

修羅の国・福岡で生きる30代独身女。家計簿、投資、一人暮らし、遠距離恋愛。

上司に退職の相談をした話②

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こんばんは。春山です。

Amazonプライムのオリジナルドラマ「フリーバッグ」に、じわじわハマっています。泥酔しながら見るとなお良いです。

フリーバッグの服が毎回可愛い。親友のブーとの関係は言わずもがな、お姉さんのクレアとの空気がいいですね。世界中の「なんだかんだ言いながら姉が好きな妹」やっている皆さんにはたまらないと思います。ちなみに私は「レミオロメンの『3月9日』のMVで涙腺崩壊する系」の妹です。

 

さて本題。退職相談の話の続きです。

年度末の人事面談で、挙動不審になりながら、私は上司に来年度末途中に退職するかもしれないことを伝えました。

 

上司の反応

意を決して相談したものの、「〇月末をもって退職します」という具体性のあるものではなく、「退職する、かも」では、何ともふんわりしすぎています。打ち明けた直後、後悔の念が強く襲い掛かってきました。辞めることへの後悔ではなく、「上司に何とも返しようのないボールを投げてしまった……」という気持ちです。

浮気したヤツが、浮気を隠す重責に負けて、全然バレてないのにパートナーに「ごめん、浮気した」とゲロした。例えるならこんな感じです(たぶん)。言われた側からすると「いや、ゲロったあんたはすっきりするかもしれんけど、こちらはその言葉をどこ持ってったらいいん?」みたいな。じゃあ言うなよって話です。

無責任さを叱責されるのでは?と完全に情緒が混乱しまくる私。そんな部下を前にしても、上司の反応は穏やかで落ち着いたものでした。

 

「春山さんが楽しく生きられるのはどちらなのか、それを考えて決めたほうがいい」

「仮に、それで年度途中で辞めると決めても、仕事は何とかなるよ。」

 

かいつまんでいうと、上司の言葉はこういうものでした(自分にかなり良いように聞き取っている可能性はあります)。怒られるかも、なじられるかも、とガチガチに身構えていた私は、この静かな反応に、肩の荷が下りるというよりも先に、ただただ驚いてしまいました。

「上司」という生き物はいない

それから上司は、自身のこれまでの人生について少しだけ話してくれました。何度か転職したこと、結婚したタイミングのこと、そして、管理職になって大変だったこと(「仕事辞めて家買って結婚したんだけど、結婚式終わったらローン持ちの無職になってたんだよねははは」とにこやかに言っていた。当時と今では時代背景が違うにしても、度胸の座り具合よ)

「本当はものづくりがしたかったけどねー、気がついたらこの役場で管理職になってたんだよねー」と笑う上司を見て、「どんな人間にもドラマがあるもんやなあ……」と、ひしひしと感じました。もう本当に陳腐な言葉で恥ずかしいんですけど。

私が自分の人生を歩く中でたまたま見ることができるのは、この人の「役場で働く管理職の上司」としての面だけであって、ほかの方向からみれば、また全然ちがう面があるわけです。上司は「上司」という生き物ではないんだな、この人も自分の人生を歩いていて、この人だけの感情があるんだなと、話に相槌をうちながら、頭の隅でぼんやり考えました。

 

退職予定であるということは、まだ上司にしか伝えていません。明確に退職時期が決まるまではこの場だけの話に留めておくことにしました。

退職を考えているならなおのこと、周りに適切にヘルプを出しながら、業務をきちんと進めていきましょうと確認して、長い面談が終わりました。

面談を終えて

手汗ダラダラになるくらい緊張しましたが、少しだけでも退職のことを相談できてよかった、と私自身は思っています。上司からも「(通院のことを含めて)聞けて良かったよー」と言ってもらいました。本心かどうかは分かりませんが、とりあえず、今は言葉を額面どおり受け取ることにします。

 

先日異動内示が出されたんですが、「うわやばい早く辞めよう」との思いをより一層強くしました(自分は残留です)。遅くとも6月末までに退職できるよう、少しずつでも動こう。

転職活動もちょいちょい進めています。1つ書類選考が通ったものの、面接の日程が合わず、お流れになってしまいました……。今週末、またハロワに行ってきます。

 

 最後までお読みいただきありがとうございました!

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