これからどうします?

修羅の国・福岡で生きる30代独身女。家計簿、投資、一人暮らし、遠距離恋愛。

【30代の遠距離恋愛】距離置きからの関係修復、「パートナーがいる」という免罪符について

こんばんは。春山です。

クリスマスも終わり、昨日は仕事納めでした!無理やり仕事納めた感バリバリありますが、とりあえずよく働きました!おつかれ自分!1月5日の日曜日は朝から出勤だけど!しばらくなにもかんがえたくありません(変換能力の欠如)。

距離置き解禁のその後

さて、本題です。

移住問題と私のメンタル大爆発により、9月からギクシャクしていた私とパートナー。何を話題にしても暗い話しか返せないということで、11月に私から距離を置きたいと申し出ました。そして距離置きの期限を過ぎ、「どういう結果になろうと、ひとまず一度顔を合わせて話し合おう」ということで合意。トラブルが発生しつつも、先日に3か月ぶりの対面を果たしました。 

 

で、すでにタイトルでネタバレしてますが、結論から言うと、このまま付き合いを続けることになりました。

問題がすっきり綺麗に解決したわけではないし、何か新しい方向性が決まったわけでもありません。話し合い中、これはもう別れたほうがいいんじゃないか、という方向に行きそうな感じもありました。お互いにある程度は言いたいことを言ったうえで、それでも、今後も付き合い続けていく方向を選びました。

「パートナーがいる」という免罪符

そもそも恋愛感情とは何なのか。

突然思春期みたいな問いかけですみません。正直なところ、改めて考えるとよく分かりません。この関係が友達でなく恋愛でなくてはダメな理由は何なのか?ギクシャクしていた間、この問いに答えを見つけようと思考をめぐらしてみたんですが、残念ながら私には正解が分かりませんでした。恋愛経験が乏しい一生を過ごしてきたとはいえ、感情面で、うわ~今これ私めっちゃ恋してるわ~!と思ったことが無いわけではないのですが。

しかし、回答が出ない反面、「付き合っているパートナーがいる私」という状態を失うのが惜しい、と思いました。「一応は『付き合っているパートナーがいる=誰かに選ばれたことがある私』だと周りに見てもらえる私」を失いたくない、と言ったほうが、より正確かもしれません。

こうして書いてみると、あまりにも打算的で独りよがりで、つくづく自分が嫌になります。婚姻歴やパートナーの有無で人を判断する人間を最低最悪だと嫌悪しているのに、その判断に適う自分であることにしがみついているわけです。誰に何を許されるのかすら分からないけれど、恋愛を「免罪符」のように考えている自分が確かにいるのです。

あまりにもクソな考えなので、パートナーには黙っておくつもりでした。が、話し合いの成り行き上、隠すのも変な感じになり、もう開き直る勢いで「打算でしかないけど、彼氏がいる女っていうポジションを失いたくないよおおお!」とぶちまけました。

軽蔑されてもしょうがないなと思っていたんですが、パートナーからの返事は「それはすごく良く分かる」でした。要約すればこういうことです。

  • 男で、この年齢(※パートナーは30代前半)で結婚していないと、まあ言うなれば社会不適合者ってみられてるなと思う
  • 男は所帯を持って一人前、ていう空気もある
  • だから、結婚ってそういう意味で便利だし、結婚まではいかなくても、「彼女がいる男」ということで保てているものは確かにある

このパートナーの言葉が、どこかのネット記事に書いてあったものならば、私はあるあるあるある!!!と頸椎ヘルニアになる勢いで盛大に頷いてブックマークをしていたことでしょう。私よりいくらか前向きで、人生における恋愛のステップを私よりはるかに順調に踏んできたパートナーでも、「パートナー=免罪符」観を抱いているのか、ということが素直に驚きでした。みんな、意外とこう思っているのか……?

 

ある種の「腹のうち」を見せあったような話し合いでしたが、打算的な気持ちがあることを認めたうえで、これだけ気の合う相手(おまけに恋愛対象の性別)はそうそういない、しばらくはこれからもよろしくお願いします、という結論に至りました。

気が合う、から難しいのか

少し話が飛躍しますが、今回の話し合いを経て、何というか、パートナーも私も、「結婚」というシステムに抱えている了見みたいなものの方向性は似ているのではないか……と思いました。これでどちらかが「うるせぇー!いこう!!」と相手を引っ張ってゼクシィをわしづかみ、そのまま役所に婚姻届を出せるような性格であれば、また違った未来があったかもしれません。

でも、そういう勢いがなく(これは年齢のせいもあるかもしれませんが)、立ち止まって「なぜ我々は結婚という選択肢を選ぶのか?」と頭でっかちに考えてしまう性格が、私たちが「気が合う」と感じる一端なんだとしたら、なんかもうそりゃしょうがないなと言わざるを得んなあと、ちょっと諦めにも似た境地を覗き見ました。

グダグダ書いてきましたが、まだこれからも遠距離恋愛が続きます。繰り返しになりますが、問題がきれいに解決したわけではないので、また何かをきっかけに大炎上するかもしれません。とりあえず、ギクシャクしたまま年を越さなくてよかった。

 

話し合いの後、天神は親不孝通りの「まんかい」に、のこのことラーメンを食べに行きました。淡麗豚そば・玉子入り890円を注文。澄んだ無色透明のスープなのに、味はとんこつラーメンという不思議な感覚……。麺が極細で非常に好みでした。

この記事を書きながら、矢野顕子さんの名曲「ラーメン食べたい」を思い出しました。オリジナルも、奥田民生さんがカバーしたのも好きです。女もつらいし男もつらい。そしてラーメンは美味い。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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